ACR法は再生医学の一つのアプローチとして自己多血小板血漿(PRP)を注入し、自己血中の成長因子や有効成分を利用して組織再生を促し、皮膚等の若返りを目的とする治療法です。
ACR法に使われるPRPキットはスイスのリジェンラボ社が開発し唯一注入用キットとしてCEマークを取得しているもので、ヨーロッパで販売を開始しております。キットの開発にはスイスローザンヌ大学が学術的援助をしています。
PRPを用いた治療は歯科用インプラントなどでわが国でも実際に利用されていますが、PRP中の成長因子を熱傷の治療や糖尿性潰瘍などの治療に利用することがヨーロッパやアメリカで始まっています。またPRPをバイオグルーとして美容外科手術に利用し術後の傷の早急な回復と傷跡を少なくすることに成功しています。このキットを利用した治療はヨーロッパで実施されており良好な成績を収めています。
今回の報告はリジェンラボ社のACRキットを用いて集めた自己血PRPを利用して、顔などの皮膚の若返りを図り、同時にPRPをフィラーとしても利用する画期的な美容再生治療法に関するものです。この顔面の若返り治療法は久保田潤一郎クリニックで開発され、すでに英国、シンガポールなどで実施されています。
自己多血小板血漿による症例
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